一部スポイラーを含みます!Spoilers included!
ヨーロッパ(主にスウェーデン)で見つけた思い出のGeocacheをご紹介します。
Mystery cache
留学は、事前にミステリーを解くことから始まりました。
🇸🇪 Life in 8 bits GCYEBK

工科大学の中にあるD5。絶対に解かなければという思いで頑張りました。吹雪の中でファイナルをFound。
🇸🇪 Stockholm Metro Art GC58NKR

こちらは現地系。ストックホルムの地下鉄は、各駅がアーティストによって装飾されています。「世界一長い美術館」とも呼ばれるそれを巡って数字集めをするCache。巡るのに時間がかかりました。
🇸🇪Origami - Lily GC2MDZA

日本の折り紙を折って、座標を求めるというミステリー。折り紙が知られていて嬉しかったです。他に、俳句のミステリーもありました(解けませんでしたが)。
Traditional cache
🇸🇪 Match Stash GC4D

スウェーデンで一番有名なキャッシュはなんといっても、スウェーデン最古の現存キャッシュ・GC4D Match Stashです。2000年8月設置で、ヨーロッパでも二番目に古い現存キャッシュとなっています。スウェーデンのジオキャッシャーたちはこのことをとても誇りに思っているようで、イベントに行くたびに「GC4Dには行ったか?」と聞かれました。
Event cache
ストックホルムでは、(とくに暖かくなってくると)ほぼ毎日と言っていいくらいイベントが開催されていました。地元のスウェーデン人がほとんどですが、毎回10人~20人程度のGeocacherが集まります。何度か参加していると、顔なじみになってきました。
🇸🇪Folk träffas för...
スウェーデンで初めて参加したEvent cache。「セムラ」と呼ばれる伝統のお菓子を皆で食べようという企画で、マンションのイベントスペース?に、20人くらいが集まりました。

スウェーデン語が分からないので不安でしたが、「Geocacherの団体でGeocachingのために日本に行った」という猛者と英語で話すことができました。
彼のブログ:https://bandlengstrom.wordpress.com/2019/05/15/geocachingresan-world-war-2-japan/
そして、イベントの終了時刻になると、publish通知を手にした皆がミステリーを解き始めます。なんとこのイベントオーナーは、イベントの度に終了時刻に合わせてキャッシュを公開するそうで、皆でco-FTFを取りに行くのが恒例となっているそうです。誰かがミステリーを解くとぞろぞろと一斉に移動を始め、皆で探しに行きます。(もちろん、イベントに参加していない他の人にFTFを取られる可能性もあります笑)
現地につくと、一人が長い棒を伸ばし始めました。天体望遠鏡に使う三脚のようです。話を聞くと、なんとキャッシュは木の上。周りの人は、高輝度ライトで木の上を照らしながら見守っています。一人が、枝にかけられたバイソンチューブに、三脚の先を器用にひっかけて降ろし、本日のイベントのチーム名「Team semla」でサインをしました。

聞くところによれば、これはスウェーデンでは典型的な隠し方で、長い三脚か釣り竿はジオキャッシングの必需品とのこと。カルチャーショックを受けつつ、スウェーデン初のFTFを手にして帰路につきました。
🇸🇪 CITO
「日本人、また来たのか、konnichiwa」と言われながら、Leap dayの夜に行われた、CITOイベントに参加しました。皆、Leap dayに複数タイプのキャッシュを見つけるために大忙しの一日だったようです。今日は郊外にある森の入口を掃除します。

このイベント後も、恒例のco-FTFハントが行われました。キャッシュはまたしても木の上で、極寒の中、震えながら、林の中でライトを使って一本一本の木を探していきます。皆寒がっているのに、オーナーはヒントをくれません。やっとのことで見つかると、いつもの三脚を伸ばしてチーム名でサイン。
帰りに乗せてもらった車の中で、「木の上の釣り竿系キャッシュはTのレーティングが難しいわ。これでT4で良いと思う?」という議論をふっかけられて、確かにそうだなあと思いました。僕は寒さが我慢できず帰りましたが、一部の人は深夜開催の別のイベントキャッシュに参加するようでした。寒さを越えるジオキャッシング熱には脱帽です。
🇸🇪Hej då! GCARM58

帰国前に自分がホストしたイベントです。街の中心部の公園にある、日本から贈られた桜並木の下で開催しました。たくさんの方が参加してくれて嬉しかったです。日本に来たがっているTBも預かってきました。
旅行中にもいくつかイベントに参加して、「日本に住んでいた/行ったことがある」という方にも何人か会いました。「木場公園周辺のキャッシュはamazingだ」と言っている人もいました。世界に轟いていて尊敬です。
ヨーロッパ各地でメガイベントもいくつか開催されていたのですが、タイミングが合わず行けなかったのだけは悔やまれます。
Virtual cache
単純にその場で写真を撮るだけではない、Virtual cacheも多くありました。
Stockholm 🕒 Virtual Cache GC8900P

ストックホルムの街中にはなぜか時計が多くあります。その時計を24個巡って写真を集めるというバーチャルキャッシュでした。
Webcam cache
自分にとっては初のキャッシュタイプでした。ストックホルムにも1つ残存していましたが、「昔はもっとあったんだけどね」と言われたので、当時設置されたwebcam cacheも減少しているようです。
London - Beatles Abbey Road GC6F12

こちらはロンドンにあるwebcam cache。ビートルズのあの横断歩道で写真を撮りました。
ヨーロッパらしい?隠し方
Geocacheを観光ガイド代わりに旅行をしました。その中で見つけた「ヨーロッパらしい?」キャッシュを紹介します。
公認系Geocache
羨ましいことにヨーロッパではGeocachingがある程度市民権を得ているようで、公共施設や店の中に隠されている「公認系キャッシュ」が多くありました。
🇬🇧 The British Library GC2M0AF

前日に参加したイベントで、地元の人に「ロンドンで必ず行くべきキャッシュは?」と聞いたところ、「大英図書館」という答えが帰ってきました。大英図書館は国立の大きな図書館です。現地に行ってマルチを解くと、なんと図書館の中で、ラージコンテナを手にすることができました。
Official Blogの記事
Gipfelstürmer ⛰️GC98ZC0

ドイツ・ミュンヘンにある展望台にも公認キャッシュがありました。たくさんのマグルの中、案内板の下に鍵のかかった部分があり、南京錠の番号をあわせてそこをあけるとキャッシュが現れます。この許可が取れるのはさすがドイツというところでしょうか。僕がGZに行った時、ちょうど鍵を開けようとしている他のGeocacherがいて、一緒にサインをしました。
Memory of Mega Sweden FAD 2017 GC7E05R

僕が見つけたことのあるキャッシュの中で、「最大」のキャッシュです。マグルが散歩している川沿いを歩いていると、GZに倉庫のような大きさの黒い大きな「箱」がありました。「扉」に南京錠がかかっていて、ディスクリプションにある番号に合わせると開けることができます。そうするとなんと、キャッシュの「中」に入ることができるのです。
スウェーデン・ウプサラで過去に行われたMEGAイベントを記念して設置されたキャッシュだそうです。このFPが360程度しか無いのは納得がいきません。
Space Invader GC7QEJJ

ロンドンにある、とても手の込んだギミックのキャッシュ。GZであるローカルなゲームセンターに行くと、ゲーム機の中に謎のスイッチがあります。そのボタンを指示された回数操作すると…
ガイドブックには載らないであろう地元のディープスポットに行けるのもGeocachingの愉しみの一つです。
Earthcache
日本ではあまり見られないような岩石や地形を学ぶことができました。
🇸🇪 Stockholmsåsen GC1W5ET
ストックホルムの街には、多くの高台があります。これは、エスカーとよばれる氷河地形です。このEarth cacheでは高台に登って、その地形について学べました。
🇹🇷 Earthquakes in Istanbul GC2NNB9

ユーラシアプレート、エーゲ海プレート、アナトリアプレート、アラビアプレートの境目があるトルコは、地震の多い国として知られています。その首都イスタンブールのモスクでは、過去の地震の痕跡を見ることができます。観光地で、説明板などには書かれていない過去の地震を学ぶことができる興味深いEarthcacheでした。
様々な石材

ヨーロッパの歴史的建造物の建材には、石灰岩(limestone)が多く使用されています。古くからある教会や石碑などでその岩石の特徴を学ぶことができました。石灰岩には、化石の含有や風化などが起こりやすく、よくEarthcacheの題材となっていました。
(写真はフランス・ランス)
自然
とくにスウェーデンは自然が豊かな国で、それに合わせた隠し方も見られました。面白いコンテナを紹介します。
かたつむり

(スウェーデン・ウプサラ)
木

(スウェーデン・ゴッドランド)
鳥の巣箱



(ドイツ・ミュンヘン、ポーランド・ワルシャワ、スウェーデン・ウプサラ)
本棚
屋外の公共本棚や、古本屋の中(公認)などにも隠されていました。



(オランダ・アムステルダム、イギリス・ロンドン、エストニア・タリン)
無法地帯?

放置自転車のひとつをよく見るとGeocachingのロゴが…

ガム?

アムステルダムの水路の中に…
*最後の二つは写真を撮り忘れていたので、https://geocachen.nl/geocaching-amsterdam/より引用
(オランダ・アムステルダム)
おわりに
お読みいただきありがとうございました。
記事で紹介しきれなかったものも含め、お気に入りのキャッシュはリストでも紹介しています。
https://www.geocaching.com/plan/lists/BMDHP3Q
(Geocaching的に)とても楽しい日々でした。東京でのHideをモチベーションに帰国してきたので色々隠してみようと思っています。